当院で施行したロボット支援下心臓手術(僧帽弁形成術)
図1 ダビンチは3つのコンポーネントからなる
![]() 図2 術野 サービスポート(中央の創部)は3cmの皮膚切開 |
![]() 図3 ロボット支援下僧帽弁形成術の創部 |
RACSのデメリットは、どこの施設でも行えるという訳ではないことです。ダビンチが無くてはなりませんし、更にMICSの手術器具が必要です。MICSに習熟したチーム(手術室看護師、麻酔科医、臨床工学技士、臨床検査技師、外科医)が不可欠です。コンソール外科医にはロボット操作の技術が要求されますし、患者側の外科医も狭い視野からの手術のため、その技術の習得が必要となります。